外資系高級ブランドへの転職をしたいけど、実際のところはどうなんだろう?
転職をするにあたり色々と不安を抱えている人もいると思います。
外資系高級ブランドで働くメリットは、レベルの高い接客や立ち居振る舞い、口調など、どこに出ても恥ずかしくない接客が身につきます。
富裕層への接客ということで、実生活ではお会いするチャンスがない人を通して知らない世界を知ることができます。
将来的に転職する場合、ラグジュアリーブランド出身ということで箔がつきます。
今回は、外資系高級ブランドについて、10年の社会人経験をもとに調査・分析してみました。
企業研究を行う目的は、転職後に起こる「ミスマッチ」を減らすことです。
情報は、公式サイト・ネット・テレビ・雑誌などのメディアを元にしています。
これらの情報をそのまま信じるのではなく精査しまとめました。
外資系高級ブランド7社を比較
アパレル商品を取り扱っている代表的な7社を比較してみたところ、外資系とは言っても日本的な会社という感じでした。
そして、本国に主導権があり日本独自で何かすることはないようです。
やはり女性向け商品が中心ということで、スタッフの女性比率が高くなります。
ルイ・ヴィトン
研修制度は充実しているようで、中途でも安心して働けそうです。
所属によりますが、連休は取りにくいものの、休みは多いようです。
売り上げに応じたインセンティブ制度もあるようです。
お給料に関しては、販売の中では高い方ではないかと感じている人が多かったです。
シャネル
取扱商品が多岐に渡るので、知識や技術を身に付ける必要があるようで、綺麗で華やかに見えるけど憧れだけで入るとギャップに苦しむ人が多いようです。
口コミサイトでは人間関係の悩みを抱えている人が多いような印象を受けました。
休みが多く、月に10日ぐらい休みがあるようです。
エルメス
ノルマがないためギスギスした環境ではなく働きやすいとのコメントがありました。
富裕層の接客ということで、会話の引き出しを増やす努力が必要だと感じました。
販売は、土日を休むのは難しいようですが、休みは多いようです。
クリスチャン ディオール
教育がしっかりしていて、仲間意識が強いというコメントがありました。
残業は多そうですが、休みが多くしっかり取れるようで満足している人が多いように感じました。
口コミサイトは、辞めた人がコメントをすることが多いため、愚痴っぽくなる傾向が多いのですが、そのようなコメントは少なく、明るいコメントが多かった印象を受けました。
フェンディ
比較的ポジティブな口コミが目立ちました。
研修やトレーニングが整っていて全員がレベルアップできるようになっているようです。
残業は多いようですが、休みも多いようです。
インセンティブ制度があり、お給料は業界ではいい方だと認識している人が多かったです。
プラダ
口コミサイトを見た感想は、会社側が適した人材を選んでいないような印象を受けました。
研修制度・教育制度が十分に整っていないようなので、中途入社の人は自分で工夫して頑張る必要がありそうです。
インセンティブはありやる気につながるようですが、お給料は少ないと感じている人が多かったです。
グッチ
グッチの要職は他ブランドより多国籍の社員が多く、英語力が求められているようです。
英語や中国語など外国語ができると強みになりそうです。
研修は整っているようなので、中途でも安心して入社できそうです。
インセンティブがあり、結果を残せば評価をしてもらえるようです。
年に2回長期休暇が取得できるようです。
外資系7社を比較して感じたこと
こちらでは外資系高級ブランドを調べて気づいたことを書いていきます。
外資系高級ブランドに向いている人
口コミサイトを読んでいて感じたのが、本国の影響が強く、日本側の革新的な意見は求められていないということです。
本国からの指示に振り回されることも多く、現場は対応に追われるようです。
このことから、外資系高級ブランドに向いている人は、上からの指示を遂行することができる人です。
自分なりに考えて意見をする人は求められていません。
本国からの指示が日本のマーケットにあっていないと感じても、自分の任務を全うするだけです。
本国が「右」といったら、自分は「左」だと思っても「右」に行かなければなりません。
「右」へ行くことは決定しているので、「右」へ行くことを納得する必要はなく、「右」へ向かっていく中で高いパフォーマンスを発揮する努力をする必要があります。
これができる人がこの業界では優秀とされ活躍できる人になると感じました。
会社から求められている働き方
外資系高級ブランドは、すでに世界観は出来上がっています。
その出来上がった世界観に対して一社員がアイディアを出したところで、そんなものは求められていません。
一社員の革新的な意見は不要で、変化をする場合は、本国の方で行われるのです。
口コミサイトで、意見しても受け入れられなかったということで不満に思っている方がいらっしゃいましたが、会社から求められている働き方を入社前に理解しておく必要があると感じました。
国内大手企業も同じ
日本の企業、特に大手は同じような傾向だと感じます。
例えば「ユニクロ」。
店舗にあるマネキンはユニクロらしいコーデになっていますよね。
コーデも正統派で定番の着こなしです。
だらしない着こなしや、弾けた着こなしはなく、どの地域であっても同じコーデです。
ユニクロにも世界観があって、それに沿ったコーディネートになっています。
さいごに
外資系高級ブランドは憧れだけで入ると入社前後のギャップに苦しみます。
熱狂的な顧客はブランド愛も強く、ブランドの歴史や知識が豊富です。
入社してもブランドに興味がなかったら商品知識を叩き込むのが大変です。
あなた自身がお客様以上にブランドの「オタク」になる必要があります。
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