ユニクロは働きやすい?総合職は標準的な日本人には向かない【アパレル企業研究】

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日本を代表するグローバル企業「ユニクロ」。

今回は、アパレル大手のユニクロは働きやすい会社なのか、どんな人に向いているのかというのを10年の社会人経験から調査してみました。

企業研究を行う理由は、就職や転職後に起こる「ミスマッチ」を減らすことが目的です。

情報は、公式サイト・ネット・テレビ・雑誌などのメディアを元にしています。

これらの情報をそのまま信じるのではなく、信じるに値すると判断したものをピックアップします。

それでは「ユニクロ」について集めた情報をもとに分析してみました。

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結論:標準的な日本人に総合職は向かない

ユニクロ

ユニクロでは、一般的な会社の総合職に当たるポジションを「グローバルリーダー」と呼ぶようです。

新卒でグローバルリーダーとして入社する人は、自分が実力主義に向いているのかをよく考えたほうがいいと感じました。

ユニクロの採用ページを確認したところ、「全員に店長を経験していただきます」とあり、さらに「店長職を極めた上で、様々なキャリアを自らつくりだすことが必要」となっています。

軽く現場を経験するのではなく、店長職を極めることを要求されています。

これは相当大変ですよ。

グローバルリーダーという名前から、オフィスでバリバリ働いている姿や海外勤務や海外出張などをイメージしてしまいますが、入社直後はユニクロ店舗で働くことになります。

人によっては田舎の店舗かもしれません。

新卒入社の場合、2~3年以内に店長にならないと、その後のユニクロでのキャリアが厳しいように感じました。

新入社員は毎年入ってきますから、のんびりしていられません。

出来るだけ早く店長に昇格する努力が必要になると思います。

過去にユニクロが公開した「年収テーブル」を見ると、初任給は他社と比較して高めですが、店長になれなかった場合、お給料が上がりません。

能力が高い人はユニクロに向いていますが、標準的な人は年功序列の企業の方が向いていると感じました。

リーダーになれる人材を採用しているのか

疑問に思ったのがグローバルリーダーに適した人材を採用しているのかという点です。

ユニクロの採用ページには以下のように書いてあります。

募集職種は唯一、「経営者」

世の中には、人を雇う側の経営者と雇われる側の労働者がいます。

経営者の数に比べると圧倒的に労働者の方が多いですよね。

ユニクロにはノウハウや仕組みがあるので、経営者を育てることは可能かもしれませんが、経営者に向いている人は、そもそも非常に少ないと思うのです。

ユニクロは、200人~300人ぐらい新卒採用しているようです。

とりあえずこれぐらい採用して1割ぐらいが「経営者」になってくれればいいかなと言った感じでユニクロが採用していたとすると、経営者になる素質がないのに採用された人は非常に気の毒だなと。

採用ページを見ると、様々な国のスタッフが紹介されています。

例えばイギリスのユニクロで働いている女性の「クリスマス期間限定のスタッフで入社。いまはエリアマネージャーです。」というのを見たら、なんだか簡単に昇格できてしまうイメージを持ってしまいませんか?

ユニクロ ヨーロッパ 店舗支援 部長の日本人男性の場合は、「日本のユニクロに2001年新卒入社。店長経験後、2007年本部コーポレートプランニング部、2008年銀座店、2010年シンガポール赴任。2011年マレーシアのエリアマネージャーを経て現職。」と、お若いのに部長、しかも海外赴任をされキラキラした経歴で、イメージしている「グローバルリーダー」そのものです。

このような経歴を見ると自分にもこんな未来があるのではないかと錯覚してしまいそうですが、現実はごく一部の優秀な人ですよ。

入社前と入社後のギャップを生み出さない採用が理想ではないでしょうか。

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自分を評価する上司との関係

完全実力主義のユニクロは、自分を評価する上司が適正に評価をしてくれるのかという問題があります。

人間ですから苦手な人だったり、相性が合わない人もいるでしょう。

能力はあるのに上に上がれない人がいたり、能力はなくても上手く上司に好かれて上に上がれる人がいたり。

これはユニクロに限ったことではありませんが、上司とどのように付き合っていくか、コミュニケーション能力も必要かなと感じました。

まとめ

ユニクロは厳しさのある会社という印象を受けました。

精神的・肉体的にハードなイメージです。

このように感じる人は実力主義の会社は向かないと思います。

この「厳しさ」は本当に必要なのかと感じるぐらい、一般的な会社に比べ厳しそうです。

実力がある人は自分の能力を高く評価してくれるユニクロは最高の会社だと思います。

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