いよいよ「令和」の時代がやってきますね。
ゴールデンウイークは10連休もあるので、このタイミングにピッタリな皇室関連本を読んでみてはいかがでしょうか?
今回は今まで読んで良かった皇室関連本をご紹介します。
画像には4冊しか写っていない理由は、Kindle版がなかったり、購入当時は紙の本を買っていたためです。
Kindleだと読みたい本がすぐに読めるのでいいですよ。
おすすめ皇室関連本5冊
現代語古事記
現代語古事記 ポケット版
明治天皇の玄孫でコメンテーターとして活躍されている竹田恒泰氏の著書。
分厚い本で現代語になっているとはいえ読むのが大変でした。
古事記は学校で習ったけど、内容までは知りませんでした。
日本という国はどうやってできたのか、日本人はどこからやってきたのかが分かる本でした。
当時の日本人が想像して書いたものですが、この発想がユニーク!
「え〜〜〜〜〜〜!(驚)」となりました。
日本は「世界で一番長く続いている国」としてギネスにも登録されています。
中国の方が何千年もあるし長いのでは?と思われるかもしれませんが、中国という国は戦後できた国で、まだ100年もたっていません。
日本人として知っておきたい、学校で教えるべき内容だと感じました。
文章を読むのが苦手な人は読みやすい漫画「愛と涙と勇気の神様ものがたり まんが古事記」がオススメです。
皇太子婚約解消事件
皇太子婚約解消事件
眞子内親王殿下の婚約延期があった時に真っ先に思い浮かんだのがこの本でした。
100年後ぐらいに眞子内親王殿下の件もこのように出版されるのかな・・と考えてしまいました。
この本の皇太子とは「大正天皇」のことで、お妃候補だった「少女」が健康問題を理由に婚約解消となった実話を資料をもとに丁寧にまとめられています。
お妃候補が「少女」となっているのは、大正天皇がロリコンだったわけではなく、大正天皇が幼い頃から明治天皇はお妃選びをされていたからです。
一気に読める本です。
梨本宮伊都子妃の日記 皇族妃の見た明治・大正・昭和
梨本宮伊都子妃の日記―皇族妃の見た明治・大正・昭和 (小学館文庫)
戦後、GHQの指令により民間人となった梨本宮伊都子妃の日記です。
日記を77年という長きにわたって綴っておられたことに驚きました。
当時の皇族方の暮らしを垣間見ることができます。
今上陛下が結婚される際、美智子皇后に対して率直な思いが綴られています。
彼女が憂慮していたことは、眞子内親王殿下の婚約延期問題につながっているように感じました。
皇族誕生
皇族誕生 (角川文庫)
江戸時代に宮家は4家しかなかったようなのですが、明治維新で皇族が急増。
なぜ皇族が急増したのかというのが分かる本です。
現在、皇族の減少について女性宮家について議論されていますが、そのことについて彬子女王殿下が「女性宮家の議論には違和感があり、旧皇族に戻っていただいたり、旧皇族から養子という選択もある」といった趣旨の記事を読んだことを思い出しました。
旧皇族方の血筋は、大変失礼ながら現在の皇太子殿下よりも立派だということも分かりました。
民間人が皇族になるのは違和感があると感じる人がいるかもしれませんが、美智子皇后は元民間人で、民間人が皇后になられたことの方が驚きです。
皇室に60年もいらっしゃると国民は違和感がなくなると思います。
妃殿下の研究
妃殿下の研究
「雅子妃は本当にキャリアウーマンだったのか?」と疑問に思い購入した本。
ハーバード大学、東京大学、オックスフォード大学など、名門大学に通われ、外務省でバリバリ働いていらしたキャリアウーマンというイメージがありました。
しかし、自身が社会人になり、仕事ができる人・できない人を見てから、雅子妃は本当にキャリアウーマンだったのかと疑問に思うようになりました。
この本を読んで、そういうことだったのかと。
父親の小和田恒氏は、2018年6月に国際司法裁判所の裁判官を退任されました。
退任の理由は、高齢であることに加え、雅子さまが皇后になられることで適当ではないと判断されたようです。
小和田恒氏の年齢は、天皇陛下と同じ85歳。
いつまで働こうがそれは自由ですが、なぜこんなに高齢になっても働かれているかという理由も納得しました。
綺麗にまとめられたテレビ報道や話半分で読む週刊誌とは違い、雅子妃の学歴や父親についてまとめられています。
この本は、雅子妃だけについて書かれているのではなく、現在の皇室にいらっしゃる妃殿下についても書かれています。
皇族の方々が出版された本
以外に思われるかもしれませんが、皇族方も本を出版されています。
こちらでは皇族の方々が出版された本をご紹介します。
テムズとともに -英国の二年間-
テムズとともに -英国の二年間- (学習院教養新書 7)
新天皇が英国オックスフォード大学で留学された2年間の記録。
赤と青のガウン
赤と青のガウン
彬子女王殿下もイギリス オックスフォード大学へ留学され、女性皇族として初めて海外で博士号を取得されました。
眞子内親王殿下や佳子内親王殿下に比べると注目度は高くありませんが、彬子女王殿下の魂が込められたお言葉は聞き入ってしまいます。
彬子女王殿下はこの他にも本を出版されています。
トモさんのえげれす留学
トモさんのえげれす留学 (1971年)
彬子女王殿下のお父上、ヒゲの殿下こと寬仁親王殿下のイギリス留学記。
寬仁親王殿下は、彬子女王殿下が留学の延長を申し出られたとき、「長期間公務から離れる以上、それを支えてくれる国民に対して、きちんとその成果を報告する義務がある」と条件を出されたようです。
思い出の先にはいつも家庭料理
思い出の先にはいつも家庭料理
彬子女王殿下のお母上で、麻生元総理の妹さんの寬仁親王妃信子殿下。
レビューでの評価が高く、料理だけでなくエッセイも楽しめると評判です。
二人の娘さんとの確執が話題となり、この本のタイトルを見ると複雑な気持ちになります。
以上、オススメ皇室関連本のご紹介でした。