20代後半・30代・40代になると10年前の着ていない洋服がクローゼットに眠っているという人は多いのではないでしょうか。
まだ状態が良い場合は思いきって処分できなかったりします。
「いつか着るかもしれない」と思って保管しておいたけど、結局着ることがなかった10年前のコート3着を「メルカリ」に出品してみたところ、すぐに売れてビックリ!
結果がこちら。
10年前のコート3着売った合計金額は「8,861円」です。
1着あたり@2,900円ぐらいで売却できたことになります。
個人的には大満足です!
コートの購入価格は1着3万円~4万円台です。
「売却済み」になっている出品したコートです。
コート3着出品したのに2出品しかない理由は、同じ人が2着購入して下さったので、1出品にまとめたためです。
昔の服をメルカリに出品したいけど「売れるかな?」と思っている人もいると思うでので、出品する際のポイントや実際に売ってみて感じたことをまとめました。
10年前の服でもメルカリで売れる!
「メルカリ」に出品すれば10年前の服でも売れますが、何でも売れるわけではありません。
利用するときの心構えや売れる可能性がある商品を見極めることが重要です。
いくらで売れているかチェックする
まず出品しようとしているアイテムがいくらぐらいで売れているかをチェックします。
メルカリでは「ブランド名」「アイテム名」「売り切れ」を選択することで、過去の販売価格が確認できます。
こうすると大体の出品価格が分かります。
メルカリに出品するには、商品撮影・説明文を考える・発送とそれなりの労力と時間がかかります。
商品が売れた場合は10%の手数料をメルカリに支払う必要があります。
出品予定価格から送料と手数料を引いた利益がいくらになるか計算します。
ここで利益がいくら以上だったら出品するか自分で決めておくといいですよ。
例えば「利益が500円以上だったら出品する」といった感じです。
利益が100円しかない場合は、商品の状態が良ければ近所の買取ショップに持ち込んだり、処分します。
出品するならアウターやボトムスがオススメ
夏服やトップスのような頻繁に洗濯をするアイテムは、あまりいいコンディションでないことが多く買い手がつきにくいです。
薄い生地の場合は1回洗っただけでもヨレヨレになることもあります。
フォクシーやシャネルといった人気ブランドならいいですが、ヨレヨレになったり、くたびれていたりする洋服は処分しましょう。
「自分だったらこの状態の洋服を買うかな?」「この洋服を気持ちよく着られるかな?」というのを考えるといいですよ。
高く売ろうとしない
メルカリでそれなりに利益が出て売れると分かったら、出来るだけ高く売りたいと、ついつい欲が出てしまいます。
だけどよく考えてください。売ろうとしているのは10年前の洋服です。
自分だったら10年前の古い洋服をその金額で買うのかというのを今一度考えて出品価格を決めることが大切です。
送料込み価格にする
メルカリでは「送料込み」と「着払い」があります。
どちらの発送方法が安心して購入できるかを考えると「送料込み」での出品になります。
「着払い」だと出品者が小さな商品なのに大きな箱に入れて発送すると、必要以上の送料が発生してしまいます。
このような理由から「着払い」にしていると購入されにくくなります。
メルカリではお互いの住所や名前を公開せずに発送できる「匿名配送」があります。
匿名配送はヤマト運輸と郵便局の2種類あり、送料はメルカリ専用に安く設定されていて利用しやすい価格帯になっています。
着払いだと運送会社の定価での送料となっているので購入者にとって負担になります。
出品者にとっては匿名配送だと購入された後、梱包するだけで、送り状を書いたりする必要がないのですごく楽です。
出品画像にこだわる
第一印象になる画像は重要です。
ここで手を抜くと売れなかったり、激安価格にしないと売れなかったりします。
最高の画像が撮れるまで撮り直します。
【写真を撮るときのポイント】
天気のいい明るい時間帯に撮影する
夜中に撮影したり、太陽が出ていない曇りの日や雨の日に撮影するのはN.G.です。
自然光なら素人でもキレイに撮影できるので、天気のいい日に撮影することをオススメします。
背景をきれいにしておく
どんなに魅力的な商品でも背景がゴチャゴチャしていると、その商品を見てみようとか買いたいといった気持ちになりません。
洋服の場合は、白い壁にハンガーをかけて撮影したり、床において撮影する場合は、床に直接置くのではなくラグや布を敷いた上で撮影するのがオススメです。
加工はしない
商品をできるだけ良く見せたいという気持ちから加工をしたくなるかもしれませんがオススメしません。
理由は実際に商品が届いた時に、色やイメージのギャップがあるとトラブルになる可能性があるからです。
使っているスマホやパソコンによって見え方は異なってきますが、購入者のことを考えて、できるだけ実物に近づけるよう心がけることが大切です。
商品説明は簡潔に分りやすく
商品説明文はポイントを押さえて簡潔にまとめるのがオススメです。
改行せず長々と書いた説明文は読みにくく、せっかく自分の商品ページに来てくれたのに離脱してしまいます。
購入する人はどんな情報を必要としているかを考えるといいですよ。
主な掲載内容は以下の通りです。
- ブランド名
- サイズ
- 色
- 商品の状態
説明文は簡潔にと書きましたが簡潔すぎると冷たい印象になってしまいます。
以下のような説明文は個人的にはオススメしません。
- ブランド名:ケイト・スペード(kate spade)のコート
- サイズ:着丈 身幅
- 色:ネイビー
- 商品の状態:ダメージなし
私が出品した時は以下のような説明文にしました。
ケイト・スペード(kate spade)のコートです。
気に入っていたのでたくさん着ました。
クリーニングに出した後、自宅で保管していました。
目立った汚れや傷はなく状態は良いです。
- サイズ:着丈 身幅
- 色:ネイビー
人と人とのやりとりなので、誠実さや人柄が伝わるような文章がいいかなと思います。
(※)実際に出品した商品は「ケイト・スペード」ではありません。
迷ったら出品してみる
「売れるかな?」「売れないかな?」と迷ったら、とりあえず出品してみましょう。
私は涼しくなった9月にコートを出品しましたが、もし真夏の猛暑日にコートを出品したら売れるのか売れないのか分りません。
もしかしたら売れないかもしれないし、誰かが買ってくれるかもしれません。
こればかりは出品してみないことには分りません。
その商品を探している人は頻繁にメルカリをチェックしているかもしれないので、迷ったらすぐに出品することをオススメします。
メルカリ出品のまとめ
- いくらで売れているかチェックする
- 出品するならアウターやボトムスがオススメ
- 高く売ろうとしない
- 送料込み価格にする
- 出品画像にこだわる
- 商品説明は簡潔に分りやすく
- 迷ったら出品してみる
メルカリで出品すると、需要がある商品・適切な価格になっている商品の場合は出品後すぐに購入されます。
すぐに購入されなくても出品後に「いいね」が付いたら売れる可能性があります!
個人的な感覚ですが「いいね」が3つ以上つくと数日以内に購入者が現れる感じでした。
「いいね」がたくさんあるのに誰も購入してくれない場合は価格が高すぎるのが原因かと。
そのような場合は様子を見ながら値下げをするといいですよ。
買取サービスに比べるとメルカリは手間がかかりますが、買取サービスを利用する場合より高く売れる可能性が高いです。
買取サービスによっては、実店舗があったり、従業員がいたり、様々な費用が発生します。
無料で利用できる宅配買取サービスも梱包材や往復送料が必要となり買取サービスの負担となります。
仕方がないことですが査定額が安くなってしまいます。
買取サービスによってはそもそも10年前の洋服の買い取りをしていないところもあります。
古い洋服でも買い取ってくれる買取サービスがあるか確認したところ「ブランディア」が古いデザインや季節外れのアイテムであっても買取O.K.となっていました。
買取サービスを利用する場合は、まとめて売却すると査定額がアップする可能性がありますよ。
少し手間はかかりますがメルカリなら10年前の洋服でも売れるチャンスがあるので是非試してみてください!
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