「楽天 偽物 (ブランド名)」でググると…「楽天で偽物をつかまされた!」という話がいろいろ出てきます。その他にも「商品が届かない…」などトラブルの種類は様々。
楽天のお店とトラブルになった場合どうしていますか?お店に連絡しても返事がなかった場合、泣き寝入りしていませんか?
今回は、楽天のお店とトラブルになった場合の対処法をご案内します。
楽天は助けてくれるの?
今まで楽天に出店しているお店からブランドのコピー品が届いたり、支払いを済ませたにもかかわらず商品が届かない等のトラブルがあった場合、楽天はお店と購入者で問題を解決するよう促すだけで何もしてくれませんでした。
しかし、現在では「楽天あんしんショッピングサービス」という消費者保護制度があります。
ご存知でしたか?
消費者保護へ
ようやく楽天が消費者保護へと舵を切りました。
銀行振込先が「楽天銀行 楽天市場支店」へ一本化
2014年11月13日から、銀行振込で支払う場合の振込先が「楽天銀行 楽天市場支店」へ一本化されました。
今まで楽天で商品を購入し銀行振込で支払いをする場合、購入者は各お店の銀行口座へ直接振り込んでいましたが、現在は「購入者 ⇒ 楽天銀行 ⇒ お店」となり、楽天が間に入っています。
楽天のお店が楽天銀行以外に振り込むよう指定してきた場合や、楽天の偽サイトで振込先が「楽天銀行 楽天市場支店」でなかった場合は振り込みしないよう購入者側で注意することができます。
参考:
銀行振込先は「楽天銀行 楽天市場支店」に
見た目はそっくり「楽天市場」の偽サイト2500件以上確認
購入者にはどんなメリットがあるのか
一旦、楽天が商品代金を預かることで、購入者から商品が届かないとか、偽物が届いたと報告があった場合、楽天から購入者へ返金することができます。
これで泣き寝入りしなくてすみますね。
楽天の補償制度とは
楽天では「楽天あんしんショッピングサービス」を提供しています。
万が一のときのために事前にチェックしておくことをオススメします。
楽天あんしんショッピングサービスがどういうものか確認していきましょう。
未着・遅延・欠陥品などの補償
以下4種類のケースが補償対象となります。
1)商品が届かない
2)指定日に商品が届かなかった
3)商品ページ上の商品説明と著しく異なる商品・欠陥品が届いた
4)返品したが対応されない
ブランド模倣品の補償
模倣品と思われる商品が届いた場合に申請することができます。
楽天が指定したブランドが補償対象となります。
購入前に自分が買おうとしているブランドが対象商品かどうかを確認しておきましょう。
参考:ブランド模倣品の補償
見極める能力を養う
「ショップレビュー」や「商品レビュー」「購入者のブログ」等から、信頼できるお店かどうかを見極めることができるようになることが大事です。
これらを確認することで、商品が届かない、不良品だったのに返金してくれない等の被害を未然に防ぐことができます。
楽天のショップレビューを確認する
楽天で購入する時に、「商品レビュー」は確認しても「ショップレビュー」は確認していないという方は多いのではないでしょうか。
「ショップレビュー」は、ショップのトップページまたはページの一番下など気付きにくいところにあるため存在が知られていません。
「楽天みんなのレビュー」からショップ名を入力し検索することができるので、こちらを利用するのがオススメです。
参考:楽天みんなのレビュー
サクラに注意!
レビューをしたのが偽客の可能性があります。
レビューを確認するときには、「サクラレビュー」かもしれないということを頭の片隅に入れておいて、すべてをそのまま信用しないことが大事です。
参考:「楽天市場」で11万件やらせ投稿 表示順位を操作? 請負業者を提訴
悪質な購入者がいることも忘れずに
お店の評判を落とそうと有ること無いことレビューへ書く悪質な購入者や同業他社がいます。
楽天は悪質なレビューであっても削除しないため、このようなレビューに悩まされているお店は多いかと思います。
偽物も進化しスーパーコピーが登場
購入前に本物か偽物かを判断するのは不可能だと思います。
偽物の品質も上がり、本物と区別がつかないほどの「スーパーコピー」という偽物まであります。
素人では見分けることができないケースもあり、知らないうちに偽物を使ってしまう可能性があります。
まとめ
通常の販売価格と比べ極端に安い価格で販売されている商品を買ったり、怪しいお店で買うことは偽物をつかまされる原因になります。
補償制度があるからといって、このようなお店で買うことは控えましょう。
楽天でブランド品を取り扱っているお店がすべて疑わしいわけでわありませんが、購入前の確認は限界があります。
万が一の時のために購入者保護制度について確認しておくことをオススメします。