ダノンがアメリカで「脱・遺伝子組換え」宣言し波紋が広がる

「脱・組み換え」宣言が波紋=仏ダノンに米農家反発

【シカゴ時事】仏食品大手ダノンが、米国で「脱・遺伝子組み換え(GM)」を宣言し、波紋が広がっている。

GMに依存する米農業界は、安全性に対する消費者の不安を増幅しかねないと猛反発しており、溝は埋まりそうにない。

ダノンは今年4月、主力のヨーグルト3ブランドを対象に、2018年までにGM作物の使用をやめると発表した。これまでは砂糖の原料テンサイや、乳牛のエサとなるトウモロコシなどGM作物を使ってきたが、それ以外の作物に切り替える。

米国では全食品の8割程度がGM技術を導入しているとされる。一方で、消費者の健康・自然志向の高まりでGM食品を敬遠する動きも拡大。ダノンは消費行動の変化に対応すると理由を説明する。

これに対し、全米農業連盟など生産6団体は一斉に反発。ダノン米国法人トップ宛てに異例の書簡を送り、「(GMへの)不安をあおって売り上げを増やそうとしている」と厳しく批判した。

10月22日(土)14時58分配信 時事通信

「脱・組み換え」宣言が波紋=仏ダノンに米農家反発

ヨーグルトでおなじみ、フランスの食品大手ダノンがアメリカで「脱・遺伝子組み換え(GM)」宣言をしたことで、アメリカ国内で波紋が広がっているというニュースがありました。

アメリカでは全食品の8割が遺伝子組換えを導入していると記事にあります。ここまで遺伝子組換えが使われていると、遺伝子組換えでない食品を探す方が難しそうな印象です。

ダノンのヨーグルトにも砂糖の原料テンサイや、乳牛のエサとなるトウモロコシなどが遺伝子組換えが使われているようです。

遺伝子組換えを使っているのはアメリカのダノンで、日本で販売されているダノンに遺伝子組換えがどの程度使われているか分かりませんが、ダノンジャパンのサイトを見たところ、遺伝子組換えに関する情報は見当たりませんでした。

遺伝子組換え作物は、健康にどのような影響があるのか分からないところが問題となっています。

スポンサーリンク
レクトアングル(大)

 消費者に選ばせたくないアメリカの農業団体

以前テレビで見たか、本で読んだか忘れたので記憶で書きますが、JAと同じ組織の全農の子会社に「全農グレイン」というのがアメリカにあり、この「全農グレイン」がアメリカから日本へ輸出される穀物や大豆などが遺伝子組換えでないかチェックしているそうです。

遺伝子組換え作物を日本に売りたいアメリカ穀物メジャーの「カーギル」という会社にとっては、「全農グレイン」が邪魔で買ってしまいたいと思っているようです。そうすれば、アメリカから日本へ遺伝子組換え作物を輸出できるようになります。

現時点では、親会社の全農が共同組合ということで、カーギルは「全農グレイン」を買収することはできないようですが、農協改革で全農が株式会社になりアメリカのカーギルに「全農グレイン」が買われてしまうと、カーギルが売りたい遺伝子組換えが日本へ入ってきてしまうというものでした。

遺伝子組換えで食品であるか表示を見て自分で選びたいと思っている消費者は多いと思いますが、遺伝子組換えを推進しているアメリカの農業団体は、消費者に選ぶ権利さえ与えたくないという強い意志を感じます。そういうところから遺伝子組換えの闇を感じます。

日本では、大豆とトウモロコシの使用量が5%以下の加工食品は表示義務がないようなので、すでに知らないうちに食べてしまっています。

私たちが無関心でいるとあれよあれよという間に、日本の食品もアメリカ同様に全食品の8割が遺伝子組換えになってしまっているかもしれません。

遺伝子組換え関連記事はこちら

種子の世界が凄いことになっていた。独バイエル、米モンサント買収と農業支配

スポンサーリンク
レクトアングル(大)
レクトアングル(大)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加